栗魂コンテンツ:Accessを利用した業務改善ツールの制作と感想【103期】

現在(2022年8月)の市民開発者養成科では、AccessやExcelを用いて業務改善システムを作ってみよう…という授業を行っています。今回の記事は、その授業での成果物や感想を紹介したいと思います。

栗魂(くりだましい)

「栗魂(くり・だましい)」とは、ビットゼミ103期生で使用されている造語です。訓練生の1人であるくりりん氏の向上心に敬意を表して名付けられました。また、この向上心の元で作られた成果物を「栗魂コンテンツ(くりだまコンテンツ)」と呼んでいます。

一体どんな向上心だったのか。

それは、授業で扱わなかった Access VBA を授業時間外に独学し、このシステム構築に取り組んだところにあります。

より正確には、この業務改善の授業に入るよりも前からシステム構築(Access VBAの独学)に取り組んでおり、いざ、この授業に入る頃にはシステムは殆ど完成していたと言うのです。

そうして、我々は、この向上心を「栗魂」と呼び、そうした努力の成果物を「栗魂コンテンツ」と呼ぶことになりました。社長が気に入ってしまいまして(ボソッ)

くりりんのAccessコンテンツ見たい芸人たちが放課後にア✕トークやってまして…。というか、私も皆の作品見たい芸人でして…。チャネル 1 作るんでシェアしません? 自薦でも他薦でも「皆の学習成果に繋がる!」って判断でアップして欲しいと思っています!

社長
社長

という豪先生の一声により、そのコンテンツを公開していただきました。以下は、その解説となっております。

使い方

起動時に「フォーム:出勤用」が開きます。

出勤用に従業員IDと体温を入力して出勤ボタンを押すと「テーブル:業務データ」に現場IDと退勤時間以外入ります(出勤時間等はNow)

出勤用の右下にある「退勤用へ移動」を押すと「フォーム:退勤用」へ移動します。退勤用の右下の「出勤用へ移動」を押すと出勤用へ移動します。

退勤用に従業員IDと現場IDを入力して退勤ボタンを押すと、業務データの中で従業員IDが一致していて退勤時間が入っていないレコードに現場IDと退勤時間を入れます(退勤時間はNow)

問題点

退勤用使用時に、従業員IDが一致していて退勤時間に何も入っていないレコードに退勤時間(Now)を入れるようにしたため、前に退勤用を使い忘れて退勤時間が空白になっていた場合、その空白すべてにNowを入れてしまう。

VBA

更新クエリの抽出条件やレコードの更新を、退勤用のコンボボックスの値にするために使いました。

くりりん
  • コンセプト
    • わかりやすくつかいやすく
    • 前職では出退勤はタイムカードで、体温は手書きだったのでそれをどうにかしたかった
    • 皆がPCを使えたわけではなく、さらに外国人実習生もいたので、説明すれば誰にでも使えるようにしたかった
  • 作成時難しかったところ
    • フォームのコンボボックスの値を抽出条件にして、レコードに現場IDと退勤時間を追加する動作
  • 拡張、発展させたいところ
    • 出勤退勤をフォームで入力させることを忘れないようにさせる何かが欲しい
  • 感想
    • 作りたいものが出来てよかった。成長を感じる
訓練生Kさん

シンプルなフォームでありながら、細かいところがしっかりと作りこまれていて素晴らしいと思いました。タイムカードをピッとするように、現場でも従業員ができるだけ簡単な操作で使えるような、そういった工夫なのだと思いました。

accessでもVBA・・・しかもFunctionプロシージャを使われていて、書いてあることはもう何が何だかわからないのですが、とにかくすごいです。これをやろうとする心意気、否、栗魂・・・恐るべし。

今後の課題も見えていて素晴らしいですね。これは卒業制作も楽しみです

sumida
sumida

他、訓練生の感想

訓練生Sさん

先日のAccess共有のグループワークにて、皆さんにぜひNさんのAccessのデータとその事前準備のExcelを見ていただきたいです。

Nさんは教科書に書いてあるのをまとめただけとご謙遜されておりましたが、Excelでどのように情報をまとめるかを検討した形跡を残されていて、まさに仕事というものは、こういう形で計画立てて成り立つのだと感動した(というのも私はこういうのが全くできない人間でして)ので、ぜひご共有いただければと思います。

他薦、ということで訓練生のNさんにコンテンツを提供いただきました…が、個人情報保護の観点より、内容物はWeb上に公開できません。その代わりに、課題に取り組んでみての感想をいただきました。以下、ご一読ください。

sumida
sumida

今回Accessの活用について考えた時に一番に思ったのは前職でやっていたコスト改善の業務に使えればよかったということです。

前職は製造業でしたので、データベースを生かすことで月ごとに変わっていく生産をにらみながらどの部品のどういう費用に焦点を当てて改善を進めていけばいいのか、将来も見渡したうえで焦点の絞り方や目標設定がより効率的にできたように思いました。

今回の演習ではそれはデータも作りにくかったため、一時期携わっていた人事教育関係のとりまとめ業務に使う計画管理のプログラムを作成しました。この作業を通じ、データベースの作り方、データの更新管理、表示の仕方、処理の自動化について大まかなイメージをつかめたような気がします。

年齢は重ねてきましたが、まだやってみたいことはあり、これまでやってきたことと今教わっているアプリ作成の技術も生かして、新しい何かの創造やコツコツ仕事を続けることを通じ少しでも世の中に役立っていければと思っています。

Nさん、ありがとうございました。
 言われるがままExcelファイルを開いてみましたが、あまりにも綺麗にまとめられていて思わず「うわぁ…」と感動してしまいました。
 Sさんの仰る通り、仕事というものは計画立てがあって初めて成り立つのだと思います。Nさんは、このレベルで約40年以上、製造業に従事されていたのだと思うと、自分の仕事に対する甘さを恥じてしまいます。
 引き続き、Nさんからは「仕事の流儀」を教えていただきたく存じます。

sumida
sumida

何度も同じことを思いますが、私ものんびりしている暇はなさそうです。訓練生活も残り30日を切りました。103期生から学び取れるものは全て吸収したいところですね。

今後ともよろしくお願いします。

  1. ビットゼミではMicrosoftの会議ツールである “Teams” を使用しており、何かあれば任意のチャネルで情報共有できるようになっています。
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