今年度も「人間力を究める」がテーマ

今日は2023年度最初の日です。1月(冬)ではなくて4月(春)を新学期とか新年度のスタートにしたのはとても良いですね。ワクワクで始められる感じが。

なんて思いつつ、スタッフもそれぞれ明日から始まる企業研修や明後日から始まる大学の授業準備に勤しんだ1日でした。

合間に見たSNSから辿り着いた為末大さんのブログがとても良かったのでシェアします。


ChatGPTを触り続けていて、人間の知的労働のほとんどは代用されてしまうと確信するようになりました。息子が大きくなった頃にはどんな仕事のやり方になっているのだろうとこれまでは考えていましたが、息子どころか私の働き方や仕事が劇的に変わるわけです。息子に対して「これをやっておけば将来役にたつ」と言えることがほとんどなくなってきたと感じています。

息子の教育をどうするか|Dai Tamesue 為末大|note

という書き出しから始まる記事ですが、為末氏の文章がとても読みやすいのと、2歳の息子がいる吉田にとって実感のわく内容で、ぜひリンクから皆さんにも原文を読んで欲しいです。

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為末氏が挙げるAIに代用されない3つの人間力面白がる力/人間的な魅力/仲良くなる力」は「ジョハリの窓」を開いていく力そのもの!

面白がる力

よく陸上選手の時代に「走っていて何が面白いの」と言われましたが、不思議ととても面白かったです。自分との対話を通じて、より速くなる方法を考えて実践するのはたまらなく興味深いことでした。その経験から、面白さには「対象の面白さ」と「面白がる力」の掛け算で決まっていて、面白がる力さえ身につけば世の中はだいたい面白くなると考えるようになりました。ただ走ることですら面白がれたので、私は大体のことを面白く感じるように育ちました。

息子の教育をどうするか|Dai Tamesue 為末大|note

為末氏は「面白さ=対象の面白さ×面白がる力」と書いておられました。自分が面白がる力を持ちたい。世界はいくらでも面白いものになりそう。

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ジョハリの窓ではUNKNOWN(未知の窓)に自分を開いていくバイアス。
自分の無知を受け容れて未知なるものにオープンに。想定外を歓迎しよう!

人間らしい魅力

人間の能力差をAIがカバーし始めると、人間の評価は何かができるという機能面から、好き嫌いに入っていくと思います。誰からも好かれることはできませんが、誰かに好かれることは大事です。私は魅力を出す手っ取り早い方法は素直になることだと考えています。自分が溢れ出ている人は魅力的です。ですので、父親自ら欲をそのまま出すことと、その欲を自分でも知っているという二つを意識して息子に見せています。

息子の教育をどうするか|Dai Tamesue 為末大|note

相手にとって利用価値を評価されるよう機能性を磨くより、自分を主体的に生きてその人間性を好きになってもらえる態度を身につけたい。

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ジョハリの窓では自分のPrivate(秘密の窓)を開いていくバイアス。
自身を好きになれるように!嫌いなところも認めてあげられるように!

仲良くなる力

これは社交がうまいというのとは少し違っています。しっかり訓練されて社交がうまい人もたくさんいますが、それでは知り合いは増やせても友達にはなれません。社交の訓練をしすぎるとパブリックなペルソナが強くなりすぎて、外から見て中身が見えなくなってしまいます。仲良くなる上で喧嘩や、トラブルを避けられません。それでも、総じて人間そのものを大好きになるということをなるべく見せるようにしています。

息子の教育をどうするか|Dai Tamesue 為末大|note

公人としてではなく、私人としての友を得たい。社会的な役割や肩書よりも、等身大で人間的な部分で交わる勇気を持ちたい。

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ジョハリの窓でいうとBLIND(盲点の窓)を開いていくバイアス。
他人からのフィードバックを等身大で素直に受け止められるように!


現在は「物書き」が為末氏の本業だそうで、Audibleのサブスクで書籍も聞いてみました。

タイトルにはネガティブな響きを感じますが・・・

他者や過去に囚われず、自ら豊かな未来を掴む知恵を解いた内容でした。

仏教用語では、諦める(あきらめる)という言葉に「悟る」という意味があるようで、さらに高次のステップに進む準備ができたことを指すようです。

今年度も沢山の人たちと沢山ジョハれますように!

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「自分」「世界」「沢山」「発見」をご一緒しましょう!

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