現役生3名が Power Automate Desktop 勉強会 vol.6 に登壇しました:イベント報告【103期】

本イベントは2022年9月10日(土)に終了しました

RPA講習でロト6の過去当選番号をWebスクレイピングによって抜き出した訓練生 kedama さん1と、その後 Power BIを用いて分析を試みた かなかわ さん、そして、VBAを用いて相性のいい数字の組み合わせをテーブル化した kuridama さん 2 の3名によるLT登壇報告です。

発表の様子

あ、あくまでも勉強のためなんだからねっ!

彼女たちは、RPA講習を修了した後も、データ抽出のみに留まらず、放課後にクラスメイトを巻き込みながら Power BI と Excel VBA による分析を楽しそうにやっていました。

その雰囲気は、本番当日、PAD勉強会の参加者にも伝わっていたようで(そもそも私は歴が浅いのですが)こんなにも盛り上がったLTイベントは他になかったのではないかな…と思うくらいの大盛況でした。

kedamaさんのターン

サブフローまで作られています

「まるでワルツのステップや~」や「GOD!PAD!」や「PAD YABAI」のような迷言名言も飛び出し、Kedamaさんのお人柄もよく表れていたように思います。このデータを集めようと思ったキッカケや動機はコチラの記事をご覧ください。

かなかわさんのターン

Power BI での可視化を提案されたかなかわさんは、頭の回転の速さと持ち前の洞察力、そして高い学習能力を発揮し、学習に困っている訓練生と隅田を助けてくれる人です。

一つ一つの数字を分析するため、元のテーブルの加工が必要でした。Power Queryを使って、列のピボットの解除を行いました。

 人が見るデータの見え方と、コンピューターの中で扱うデータの構造は違うことを知ることがポイントだと思いました。

 Power BI はデータの加工やグラフや分布図の表示に優れているので、過去1700回分のデータを扱うなら相応しいと考えます。

発表資料より抜粋

おっしゃる通り、抽出しただけのデータは目的に応じた整形が必要です。また、人の見やすいデータとコンピュータが見やすいデータは異なっているため、BIツールを機能させるためにも整形が必要となってきます。データを抽出しただけで終わるのではなく、きちんと加工して活用する術を、この短期間で習得されていると判断できます。素晴らしい。

kuridamaさんのターン

急遽、代打によって登場したのが「栗魂コンテンツ」で紹介したKuridamaさん。「仲良し数字」と題して、相性のいい数字を調査するマクロをVBAで構築していました。

僕は、kedamaさんのPADの成果を見て「すごい!」と思い、さらにその成果からPowerBIを作られている画面を見て、kedamaさんのお手伝いをしたい、もっとグラフを盛り沢山にしたいと思いました。

 なのでExcel VBAで「キャリーオーバー」が何週連続で出ているか、「仲良し数字」(相性の良い数字)を見つけ出すものを作りました。

発表資料より抜粋

また他の方も、範囲内の数字の中で偶数奇数の割合はどうなっているのか、円グラフを置いたらそれっぽくなるのではないかと、分析、可視化されていました。

 このように、話はクラス中に広がり色々な角度で分析することにより、現在進行形でロト分析ファイルがより目覚ましいモノになっています。

 この度の勉強会を筆頭に、継続学習の大切さ、仲間との学習や共有の大切さを身をもって実感できたことは大変貴重な経験をできました。ありがとうございました。

発表資料より抜粋

継続学習の大切さ、仲間との学習や共有の大切さを身をもって実感…。独学では決して得られなかったであろう経験をされたようです。

後日談:ネコは失敗だったようです

引用にもあったように、103期は、こんな素敵な仲間たちに恵まれています。今回のLT登壇も、この仲間たちと一緒だったからこそ乗り越えられたのではないか…と思われます。

所感

一方の自分は、Power Platformでの継続学習でとても大切なことを教わったように思います。

3行メモにもある通り、闇雲に勉強するよりも「具体的に達成したい目標がある」方が強いと感じました。入り口は何でも良いのだと思います。また、回収したビッグデータは活用してこそのものなので、BIツールやコンピュータ言語を扱えるという点は強いと考えました。

そんな複数ツールを活用するためには、本来であればかなりの学習負荷がかかるはずです。しかし、非IT人材が使いこなすには時間を要します。もちろん、ローコード・ツールであれば誰でも簡単に…というわけではありませんが、比較的、取り組みやすい部分があります。

現に、みなさん一生懸命勉強している姿こそありましたが、授業時間だけで見るとわずか1週間の講習期間です。改めて、Power Platform の特性が遺憾なく発揮された場面だと感じました。

あーちゃん

kedama さん、kuridama さん、かなかわさん、とても楽しい&中身の濃い発表でした! みなさんの登壇中が一番チャット欄盛り上がっていたのでは・・・😊

お世辞抜きで、本当にいい発表でした・・・!
わくわく感をもって学ぶ。データ分析に力を使えるように、データ取得、整理はデジタル化する。

題材は宝くじでしたが、デジタル化の本質を突いたテーマで、たくさんの人に見て欲しいLTです。動画アップが楽しみです!

みなさんのような方を採用する企業がうらやましい。一緒に働ける人は幸せだろうなと思いました。

愛知県でも同じようなことができたらいいな。皆さんからいただいた元気で愛知県開拓頑張ります👍

※アイコン:松田軽太

イベント主催者を含め、多くの方々が刺激を受けた時間だったと思いました。学習アプリ作成会(=自身の登壇イベント)前倒しして良かったですね! ワクワクした余韻と、うかうかしていられないなという焦燥感が同時に押し寄せて来ています。本当に素敵な時間をありがとうございました。

イベント告知:10月1日(土)

現在、Kedamaさんは Power Apps で今回のご発表にアクセントを加えていらっしゃいます。また、今回、登壇しなかった103期生も、アプリ作成課題に黙々と取り組んでいます。そんな彼らの成長を、是非、10月1日(土)に見に来ていただければと考えています。

ご登録はコチラより:https://jpaug-hiroshima.connpass.com/event/260158/

なお、今回の報告会は、去る8月6日のJPAUG「Power Apps 躓きポイント」の続編となっております。どうか、万障お繰り合わせの上、ご参加いただけますと幸いです。

きっと、充実した1日となるはずです。

また1週間前を目安に告知致します。
最新情報は、弊社ツイッターアカウントをフォローの上ご確認ください。

  1. 詳細は RPA講習#103:17,000回のコピペが一瞬で! これがやりたくてビットゼミに入校したんです! を参照
  2. 栗魂コンテンツ:Accessを利用した業務改善ツールの制作と感想【103期】で「くりりん」として紹介させてもらった方です
PAGE TOP