発表会を終えて #bitzemi105

昨日は年内最後の訓練日ということで、作成したアプリの報告会イベントを実施しました。
年の瀬のお忙しいなか、ご参加いただきました皆様に感謝を申し上げます。

参加登録は当日も増えて57名となるなか、午前から訓練生各自が自分の役割を認識して動き、リハーサルを重ねてせわしなくしておりました。

午後から本番がスタートしてからも同様に、訓練生各自が自分の役割を認識して動き、チャット欄も盛り上げて楽しい時間となりました。

イベントを終えたあとの教室は、安堵感と脱力感の混じった大きな達成感に包まれて、何かと拍手が沸き起る良い時間となりました。

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1.ここまでの訓練

デジタルツールは進化が早く、企業もそれを使って変化を常態化させる体制をつくろうとしており、人材も常に学習中という時代になっています。

既存の職種もクロスオーバーしており、純粋な事務職というのは淘汰されていくなか、開発が出来る事務職(市民開発者)のビジネスニーズが高まっています。

一方で、新しい形態の職種は求人も少なく、事例も少なく、人材も少ないという実情があり、私たちは自ら労働市場を作ることにも挑みたいと考えています。

DXデザイナー養成科は、求人にある能力要件を満たす訓練ではなく、新たなテクノロジーを学び、自ら就業先や取引先に導入する人材となるべく学ぶコースです。

4月にOffice製品の学習からはじめて「習う」プロセスを経て、12月現在はアプリ作成の学習に至って「学ぶ」プロセスに移行することが出来ました。

ここから先は私どもも初めての経験ですが、105期生と一緒に挑みます。今回の対外イベントの成功は、最後の「挑む」プロセスへ移行する契機になったと感じております。

2.ここからの訓練

年明けからはDX演習が始まります。アプリ作成演習の延長線上の学習になりますが、アプリ間連携を中心に学習したのちに、職場実習に向かいます。

職場実習先では、市民開発やDXサポート、開発補助などの業務に就きます。2回の実習の間に1度学校に戻り、学習ニーズの共有とそれをベースにしたハッカソンを行う予定です。

職場実習先によっては、プロの開発者のローコード開発を見る機会や、市民開発によるDXの現場を見る機会、また自らが実装や提案まで行う機会が得られるものと思います。

職場実習の後は、就職や起業に向けて、それぞれが自分のキャリアのために最も必要となるアイテムを入手する時間を、105期生の皆さんと一緒に創っていきたいと考えています。

ここで「習う」から「学ぶ」、「学ぶ」から「挑む」へとマインドセットを強化された皆さんが、どのようなDXデザイナーになっていくのか、楽しみにしております。

引き続き、「自分」「世界」「沢山」「発見」をご一緒しましょう!

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