クローズアップ103期⑨:ギャルゲーを完成させたい人生だった

隅田です。
JPAUG広島で登壇された103期生ひとり一人にスポットライトを当て、ゆるく紹介する記事を連載することになりました。JPAUG広島のちょっとした後日談のようなお話を楽しんでいただければと思います。

>>前回の記事はコチラのリンクよりご確認ください<<

ささがわゆうじさん

28歳男性

イベントページより引用

なかなか渋い自己紹介文です。背中で語っている感じが良いですね。
ということで、代わりにささがわゆうじさんのご紹介をと思います。

彼は、103期のチームを引っ張るリーダー的存在だったと認識しています。VBAの授業では、103期生のために解説動画を投稿してくださったことが印象に残っています(リンク

Japan Power Platform Conference 2022 において、市民開発者(現エヴァンジェリスト)のあーちゃん氏は「DXを推進するには『ITに精通している人』『実務に精通している人』『ムードメーカー』の3人1組のチームで動くことが望ましい」と述べています。

開発の力もあり、広報の力もあり、チーム外の人とも難なくコミュニケーションも交わすことができる人なので、仮に筆者がDX推進チームを作るとしたら、彼には入隊してもらいたいと考えていたでしょうね。

卒業制作

卒業制作
自主制作

そんな彼の卒業制作は「ギャルゲー」です。

ギャルゲーとは、女性キャラが登場するゲームカテゴリのことで、物語を読み進めてプレイするものが大部分を占めており、その特徴から、海外では「キネティック・ノベル」や「ヴィジュアル・ノベル」と呼ばれています。

Power Appsで作るとなると、コレクション操作やテーブル操作系の関数が活躍しそうですが、上手く飲み込んで作られていました。

また、自主制作アプリの方は、タイマーコントロールなどを駆使して「流れるテキスト」など、よりノベルゲームらしい要素を取り入れていました。

技術的な面だけでなく、ストーリーを用意したり、背景を用意したり、キャラクターを用意したり…といった苦労の跡も見られました。

ローコードツールは、作品を世に輩出したいという期待にも応えてくれます。今回のご発表を拝聴して、Power Appsの可能性がまた広がったように感じました。

動画

資料は特にないとのことでしたので、どんなストーリーなのかが気になった方は動画をご覧いただければと思います。KEY作品にも劣らない名作がビットゼミから生まれるといいな、と陰ながら応援しています。

今後のご活躍

現在は求職中とのことで、前職を活かした業種にするか、あるいはIT業界に挑戦するのかを考えられておられるようでした…と書いていましたが、内定のご報告をいただきました。

お話によると、システムエンジニア職(かコンサルティング業務)に就かれるとのことでした。彼なら組織に欠かせない人員として重宝されることと思います。

先輩からも後輩からも慕われる姿が想像できます。

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