イノベーションのDNA #bitzemi105

6時限目のコミュニケーション講習は、プレゼン発表が終わって自己分析のペアワークに入りました。その移行日の5日(月)に、少し息抜きなワークをしました。

DXデザイナーの1つの能力要件に、イノベーティブな発想力や創造力があると考えています。イノベーターといえば、ジョブズや信長のような異能の人をイメージしますね。

自分には生まれつき有してない才能だ💧なんて思ってしまいますが、本当は僕らにDNAレベルで刻まれた先天的な素質なのだ!というお話です。

1.進化の差はどうして起こった?

吉田が小学生の頃は、サルが人に進化したと教わりました。ネアンデルタール人(旧人)が、クロマニヨン人(新人)に進化したのだと・・・当時はそれが通説でした。

実際は、柴犬とブルドッグが同じ犬科の異なる犬種というのと似て、ヒト科というカテゴリの異なる人種と考えた方が良いようで、長期にわたって同じ時代を生きたようです。

ところが、彼らは仲良く暮らしていたわけではなく、ネアンデルタール人を絶滅に追いやったクロマニヨン人が私たちの直接的な祖先となったという説が有力です。

私たちの祖先は、圧倒的に身体能力に勝るネアンデルタール人を、どうやって駆逐していったのでしょうね。そこに“人間力”の源泉があるのではないか?考えてみるワークでした。

2.いくつかの手がかり

太古の事実なんて分かりっこありません。考古学的な通説すら数十年のあいだに覆るわけですから、語尾に「知らんけど」を付ける感覚で、発想のびやかに考える方が楽しいですよね。

授業では、吉田の方で調べてみたいくつかの手がかりを示しました。最後の付箋シール部分は、そのままズバリなので隠さざるをえなかった部分です💧正解は最後にて。

面白いのは、石器の形がネアンデルタール人のとクロマニヨン人のとで大きく異なることで、クロマニヨン人の方が用途に合わせたイノベーションがあったことがわかりますね。

縫い針のようなものから包丁のようなものまで、とても精巧に作られていますね。洞窟の奥に描かれた壁画を比べても、クロマニヨン人の方が精緻なタッチで描かれていました。

クロマニヨン人は、どうしてこのような技術革新を起こすことができたのでしょう?手がかりの「行動範囲」もチョット関連がありそうです。

3.105期における諸説

ネアンデルタール人になくてクロマニヨン人にあった、或いはネアンデルタール人に少なく、クロマニヨン人が多く持っていたものは何なのでしょうね?

5グループで意見をまとめ、クラス全体にシェアする格好で進めたワークでしたが、なかなか面白い説が生まれていました。

訓練生

ひ弱なクロマニヨン人は創意工夫しないと生き残ることは難しい。
強靭なネアンデルタール人はその努力を怠ったのではないか?

ネアンデルタール人は大型の動物を近距離の肉弾戦で狩っていたが、
それが難しいクロマニヨン人は飛び道具を発達させたという発見も。

Go
Go
訓練生

ひ弱なクロマニヨン人は仲間と協力しないと生きていけなかった。
だからコミュニケーション能力が発達したのではないか?

コミュニケーションに関連する脳の部位や、多彩な発声を可能にする喉が、
突然変異かというくらい発達していたこともわかっているようです。

Go
Go
訓練生

行動範囲からして、クロマニヨン人の方がオープンで積極的
ネアンデルタール人は孤高の一人番長だったのではないか?

実際に、構成していた集団の数はネアンデルタール人は一家族くらい、
クロマニヨン人は100名を超す集団を作っていたという発見も。

Go
Go
訓練生

行動範囲の広さは、獲得する免疫力や抗体の量に比例する。
ネアンデルタール人はパンデミックで滅びたのではないか?

クロマニヨン人は魚介を食べ、ネアンデルタール人は口にしなかったそう。免疫力や抗体との関連性があるのかな・・・。

Go
Go
訓練生

ひょろマッチョのクロマニヨン人の方が女性にモテ←YOUの好み?
交配のなかでネアンデルタール人のDNAは薄れていった?

ネアンデルタール人のDNAは我々のなかに薄っすら残っているとか・・・
その説も有力視されているようですね。

Go
Go

本題は、私たちの祖先であるクロマニヨン人が、どうやって自分より強い相手に勝つことができたのでしょうか?という問いでした。すでに皆さんのなかで答えは出ていますね!

4.環境適応で育まれる成長力

手がかりの資料最下の隠していた部分は、「コミュニケーション」でした。クロマニヨン人とネアンデルタール人を大きく隔てた能力的な部分です。

コミュニケーション能力は、行動範囲の広さに影響し、構成する集団の大きさにも影響しますから、収集する情報量も違ってきますね。

それは、石器を作る技術や狩りの仕方の発達と比例するもので、時間が経過するほど、その差は大きく開いていったことと思います。

環境に適応することによって自己成長を得ていく仕組み(コミュニケーション)の先に、成長した自分が属する環境を改善する創造的な行為(イノベーション)が生まれます。

それは、私たちの最も強みとする人間力がなせる業だと思います。本来はひ弱な私たちですが、心や知恵を共有して価値あるものを生み出すことができる力を持っていますね。

5.成長を信じて切り拓く

一方で、恵まれた資質を持ちながら、滅ぼされていったネアンデルタール人の方にも、私たちらしさを感じずにはいられません。

以下は吉田の独断と偏見のデフォルメ対比ですが、ネアンデルタール人は環境に対する関わり姿勢が消極的で、リスクを取らずに安全なところに居たいような気質を感じてしまいます。

DXやリスキリングが組織に浸透しない理由の一つに、こうした「わかってるけど変わりたくない」という、これまたDNAレベルで刻まれた思考のクセがあるのかも知れませんね。

クロマニヨン人の血を色濃く引き、ネアンデルタール人の血も持つ私たちは、彼らが象徴する特徴の両面に配慮した解決策を練る経験値も得て行けると思います。

そこに変化を起こすことができるのが「DXデザイナー」だとしたら、変革の対象は、まず私たち自身からですね!

引き続き、「自分」「世界」「沢山」「発見」をご一緒しましょう!

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