DXデザインのワーク #bitzemi105

バタバタしているうちに1か月半も更新が滞ってしまいました💧
駆け足で追いかけます。

この間も教室では科目がデータベース構築演習からビジネスインテリジェンス演習に変わり、7/20にはモダンExcelでDX8/3にはAccessでDXとイベントごともありました。

1.モダンExcelでDX!

色々なデータをもとに①データ整形②データモデルの構築③データのビジュアル化までの仕組みをつくろうという課題です。

サンプルのデータは提示しましたが、それよりも皆さんのテーマにあったデータを探すところから始めたチームばかりでしたね。

  • ドラマの企画というシナリオでデータを入手して視聴率を分析したチーム
  • 実際の販売データを加工して分析したチーム
  • 総務省のデータベースサイトからオープンデータをダウンロードしたチーム
  • オープンデータのほか、Chat-GPTにサンプルデータを作成させたチーム
  • さらに、使用しているアプリのデータソースも分析したチーム

毎回、時間もリソースも限られた環境での発表課題に対し、いろいろな知恵を用いて必ず成果を上げる皆さんに驚かされています。

今回は企画提案の発表が課題だったので、集めたデータから仮説をたてて検証したチームと、結論ありきでデータを集めたチームとがあったかもしれませんね。

実際のデータからインサイトを得るには、マネジメント層からオペレーション層までこれらのデータに日ごろから触れる仕組み(レポート)を得ることがスタートだと思います。

それを踏まえて、それぞれの職掌において業務を遂行するなかで、傾向や変化をとらえることができ、仮説が立つものと思います。レポートの完成は完了ではなく開始です。

その仮説の検証をしながらレポートをアップデートし、新しいPDCAのサイクルを生み出し、その先にDXを果たすという段階的なシナリオをイメージすることが出来ました。

モダンExcelの講習の後、Accessを経てPower BIの学習に移行し、盆明けからはBI実務者の講習を受講する時間を経て、DXはスモールスタートだと改めて理解しました。

2.ACCESSでDX!

ACCESSを使って前職で使っていたシステム普段使いのアプリの再現や、理想のシステムやアプリをつくってみる課題でした。

予約管理システム、勤怠管理システム、売上管理システムといった定番のほか、
確定申告、身体測定、書籍買取、手術管理、チケット購入システムなど・・・。

何れも、必要なデータを取得するための整形と構造化運用のための正規化とリレーション、UIの後ろにあるデータモデルの設計に関する視点をよく捉えておられたと思います。

ほかPTA活動を支えるシステム前職の薬局で使っていた分包機の仕組みの再現まであって、データベースシステムなのに、聞かなくても作成者がわかる個性的なものばかりでした。

バーコードリーダーを接続して、国立図書館のデータベースからAPIをたたいて書籍登録する猛者もいました💧

実際に、ACCESSを使ったDBシステムを開発する可能性はほぼないと思いますが、ACCESSはデータソースとUIを構成するアーキテクチャを理解するのには最適な教材だと考えています。

今後、色々なデータソースと連携したアプリを作成するときに、必要な機能や設定や属性などの理解を促進する基礎知識となっていることでしょう。

3.DXデザイナーとして・・・

今回は、蓄積したデータをもとに分析する仕組みづくりと、業務遂行の中でデータを蓄積していくシステム構築の両方を経験することが出来ました。

必要なスキルセットやマインドセットのまとめでは、やはりチャレンジ精神柔軟性探求心などの項目が挙がりましたが、いつにもまして【忍耐力】を挙げる方が多かったですね。

仕組みづくりやシステム構築は、悩みながら試行錯誤する時間も長かったことと思いますが、それが学習成果につながる経験になっていると思います。

Go
Go

同じ成果物であれば、今度は半分以下の時間で作成できるはず💗


4月19日に開講した105期生もお盆休みまで最初の4か月間を走り抜けましたね。ここからまた年末休みまで4か月間のびやかに学んでいきましょう。

DX課題の発表シリーズはひとまず終わり。個人の職業レポート(職レポ)もスタートし、DXデザイナーというロールについても考えていくフェーズに入っていきます。

中盤も元気に盛り上げていきましょうね!

引き続き、「自分」「世界」「沢山」「発見」をご一緒しましょう!

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