DXに向けた企業研修

先週、とある企業様にてMicrosoft365とPower Platformの研修を担当させていただきました。

ローコード開発を中心に学習し、業務担当者による内製化を進めていくことを目標に、15名弱で5日間みっちり学ぶ時間でした。

連日、朝から夕までのハードな研修となり、最終日の午後は講師の吉田も思考が追い付かなくなっていたように思います💦💦💦

受講された皆さんこそ大変だったでしょうに、最後まで気持ちを切らさず課題に取り組まれるお姿に励まされる思いがいたしました。

もとより5日間でカバーできる範囲では到底ありませんので、事前にいただきました様式からサンプルアプリを作成する内容をベースにしました。

テキストはその内容に絞ったオリジナル教材を中心とし、この先に必ず必要となる内容は市販の教材を配布して継続学習を促す格好です。

作成目標としたのは動画のような在宅勤務の申請と承認を行うアプリですが、教材ではこれを簡素化して作りやすくしたものとしました。

実際に業務アプリを作ろうすると、画面を作る以前にデータ構造やロジックの設計が必要で、実務においてはそこが課題になることが予想されます。

データは構造化と非構造化、業務用とプログラム用、マスターとトランザクションに正規化と・・・見る目を養わねば💦

そしてアプリ全体のロジックが整理出来たら・・・

画面の設計もしやすくなりますね!!!

時間を空けずに業務に活かそう!

このたびオーダーをいただきました企業様は、本気でDXに取り組まれています。受講生の方々も組織でのDX推進役を期待されての研修参加です。

具体的なアプリイメージを持って課題に取り組まれる方が多く、業務改善のアイデアもお持ちで、私どもも大変参考になりました。

それでも、研修は短時間で多くを学習するものになりますし、教材用アプリも作りやすい仕様にしていますから、実際に現場でいざ業務アプリを作成しようとしたときに色々な課題にぶち当たることでしょう。

そこで、研修から2週間はTeamsによるヘルプデスクにてフォローする体制にしています。

まさにこれからが本当の学習になりますので、ご質問をいただきながら、DX推進の伴走支援が叶えば幸いに思います。

そうそう、ガントチャートのような画面で備品管理アプリを作ろうとされている方がおられ、作成方法がすぐにイメージできなかったので後で実際に作ってみました。

ギャラリーをネストした複雑な構造のため、ステップアップの研修内容として考えています。

最後に、開催の起案から運営までをサポートいただきました同社の盟友N.Oaki様に、厚くお礼申し上げます。

引き続き、貴社のDXに少しでも貢献できるよう、フォローに努めてまいります。

一緒に講習を担当してくれたおーい先生も、お疲れ様でした!

吉田 豪

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