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MOT史

マイクロソフト社の定義では、「Microsoft Official Trainer(MOT)Programとは、Microsoft Office製品に関し、正しい知識をもってインストラクションできる方の育成と選定を目的に実施しているプログラムです。
MOTとは、Microsoft Office製品に関する製品知識、実技スキルに関する試験に合格し、インストラクションスキル習得のためのプレゼンテーショントレーニングを受講後、マイクロソフトにより認定された方に贈られる称号です。 MOTはMicrosoft Office Specialistのような世界共通の資格ではありません。
日本だけで定められている制度で、日本の風土や慣習に合った試験内容といえます。

MOT試験は最近できたばかりの試験ではありません。MOTの歴史について記憶に残る限りで述べてみましょう。
Windows3.1が発売になってまもなく初期のMOT制度が誕生しました。最初はOSのみのペーパーテストと簡単なインストラクションの試験だけで、当時主流であった「一太郎インストラクター」の試験と比較すると、誰でも合格する非常にやさしい試験でした。

Windows95が発売になってからはMS-DOSから一挙にWindowsの時代に移行し、それに伴い、MOTの保有者と取得希望者が急増して、試験制度の改革が必要となりました。 MOTの種類はOSだけの1種類から、
@Windows95
AWord
BExcel
の3種類になりました。
MOT-Windows95がベース資格で、上位資格としてMOT-WordとMOT-Excelが誕生したわけです。 上位資格は取得が任意であったため、ほとんどの人がMOT-Windows95だけ取得し、上位資格は取得しようとしませんでした。
また、MOTの保有者と取得希望者がさらに一段と急増したため、再度試験制度の改革が必要となりました。

新しい試験制度(1997年から)では、Office 97の登場に伴い、MOTになるためには、知識試験として、
@OSとOutlookとPowerPointの概要
AWord & Excel、の2科目
実技試験として、オペレーション、インストラクション、デモンストレーションの3科目
全部で5科目の試験のすべての科目に合格しなくてはならなくなりました。
この時点で大変な難関になりました。合格率が1%未満といううわさも流れたほどでした。半年後には対策コースなどが実施され、受験者のレベルも上がり、1年後には合格率は5%〜15%程度になってきました。上位資格として難関のMOT-Accessの試験もありましたがあまりにも難しくて受験する人がいなくなりました。

Office 2000が登場してから、試験制度が次のようにマイナーチェンジしました。デモンストレーションの内容が「ビデオ観察」から「シナリオ作成」に変更しました。上位資格のMOT-Accessが合格しやすくなり、MOT-Outlookの資格が誕生しました。

そして、Office XP(2002)の移行に伴い、2002年度から現在の新制度に大幅に変更しました。今回の新制度からMOTを大幅に増やそうというマイクロソフト社の意図が読み取れます。
取得が大幅にやさしくなったのです。
現在のバージョンは Office 2003 です。Office2003バージョンのMicrosoft Office Specialist試験の開始が大幅に遅れています。現在Word2003だけ開始していますが、他のソフトは今年の秋から開始か? 2005年4月1日迄は、Microsoft Office Specialist は、Office2002バージョンでも可能です。

詳細は:MOTプログラム


bitzemi@bitzemi.com